忘れっぽいあなたに。「ライフログしませんか?」
わたしは立花さん(@ttachi)のブログの次の記事を読んで、ライフログを始めました。
その中でこのような一文があります。
"日記に書かれている「ある特定の日」の出来事まで、日記をきっかけにハッキリと思い出すことができたのだ。
それは特別なイベントではない、ごく些細な日常のことだ。
(中略)
「記録」によって「記憶」が呼び出されることにもショックを受けた。
でも、本当に僕がショックを受けたのは、「記録」がない日々の記憶は、よっぽど特殊なきっかけがない限り、僕の潜在意識からは二度と取り出すことができない、ということだ。"
これを読んだとき、よっしゃこれだ!ライフログを始めるぞ!と思いました。
なぜかと言うとわたし忘れっぽいんです。
家族や友達と昔話で盛り上がっている時に、覚えていなくて話題にいまいち入り込めず、寂しい思いをすることはしょっちゅうです。
今日のご飯は何にしようかなという時に、そういえば昨日は何を食べたかな……、お、思い出せない!なんてのは毎日です。
また、子どもがかわいいことや面白いことをした時に、これは覚えておいて将来本人に言ってやろう、と思ったのにしばらくしたらすっかり忘れてしまい、前に何か面白いことをしてたはずなのに何だっけ、ここ(喉元を指差して)まで出てるんだけど、と言うことも度々です。
このようなことが枚挙に遑がないくらいです。
iPhoneを使い始めてからは写真や動画を気軽に撮るようになり、それによって思い出せることも増えました。
しかし、写真や動画には風景や人物は映りますが、気持ちは映りません。
繰り返します。【気持ちは映りません。】
大事なことなので二度言いました。
その時に感じたことを一緒に残していると、より鮮明に記憶がよみがえります。
子どもの写真を眺める時のニヤニヤ度も200%増です!
子どもが将来反抗期を迎えた時に、こんな面白いことしてたくせに、ぷぷぷー、と言うことも可能です。(よけいに反抗されるかもしれませんが。)
と言う訳で、あなたも一緒に「ライフログしませんか?」
次回は写真に気持ちを簡単に添えられる「photoikku KINARI - 手書きフォントでフォト一句」というiPhoneアプリを紹介します。
ブログを始めようと思ったきっかけ
わたしは中小企業で働いていましたが、うつ病により休職しました。
病気のためほとんど家にこもっているので、少しでも世間と接触するためと思いTwitterを始めました。最初の頃はほそぼそとROMしてましたが、少しずつ興味を持ったことを発言するようになり、またそのことでお返事をいただくことが増えてきました。
その中でも、特に心を惹かれたのが次のお三方です。
- norirow's Diary(http://norirow.com/)のノリロウさん(@norirow)。
Twitterでも積極的に発言をされていてすごいなーと思っていたのですが、ブログを拝見したらもっとすごかった(笑)。
特に MacBook Air がきたので「普通」の開封の儀式をやってみる! の記事がお気に入りです。
Twitterやブログって楽しいんだなと気づかせてくれた方です。
- No Second Life(http://www.ttcbn.net/no_second_life/)の立花さん(@ttachi)。
現在はフリーでイベントを開催するなど精力的に活動されています。
自分がぼんやりしているせいか、憧れてしまいます(照)。
ライフログを始めるきっかけとなった方です。
- Find the meaning of my life.(http://kazumoto.jp/)のKazumotoさん(@kazumoto)。
そろそろ今後の身の振り方を考えないとなー、と思っている時にKazumotoさんの処女作、「うつ」とよりそう仕事術、という本が出ると聞き、いても立ってもいられなくなり発売日に購入しました。
内容については今後このブログで触れて行きたいと思いますが、正にわたしの求めていた本でした!
ジョジョ風に言うと「スタンド使い同士は引かれ合う!」というくらいぴったりでした。
このお三方のご活躍を見ているうちに、ブログをしてみたい!という気持ちがむくむくとふくれあがってきました。
そして、点がつながる物語が2012年を良い年にすると願う でKazumotoさんがこのような発言をされています。
"私は別にクリエーターではありません。音楽も作れませんし、イラストも書けませんし、動画を編集する能力もありません。プログラムなんてできません。
スゴイ経歴も、実績も、資格もあるわけではありません。
できないことだらけの、ハッキリいって普通以下の人です。多くの人に助けてもらわなければ、支えてもらえなければ、何一つ満足にできません。
でも、そんな私が、ネットの片隅で、細々と私自身の乏しい経験を元に、アレコレ書いているわけですが、特に「病気」については、「誰かの役に立てばイイナ」とだけ思って書いてきました。"
この記事を読んだとき、わたしも誰かの役に立てれば!と思いブログを始めることにしました。
末筆になりましたが、ノリロウさん、立花さん、Kazumotoさん、いつもすばらしい記事をありがとうございます。